2021年 05月 11日
zwiftの魅力その1 走行編 |
zwiftは、バーチャルで設定されたコースをユーザーのアバターが自転車に乗って進む、PCソフト(スマホ・タブレットアプリ)です。通常、スマートローラー台と呼ばれる、電子制御で負荷抵抗が変化するローラー台と、ソフト上のアバターをリンクさせるため、eスポーツの一種となります。
私にとって、自転車の最大の楽しみは、屋外で自転車仲間と風景を楽しみながら、風を切って進むことなので、コロナが蔓延する前は、あまり熱心にはやっていませんでした。雨の日や、夜に運動したくなった時に時々やる程度でした。ところが、熊本から関東に引っ越してきてコロナが蔓延し、自転車仲間を作ることができず、外乗りを楽しめるサイクリングコースも開拓できていないので、選択の余地がなく、zwiftでローラー台に乗るようになりました。
一旦zwiftをやり込むと、意外と楽しみが多いことを実感しました。実走よりも楽しい部分もあります。
①世界中から多くの自転車乗りがアクセスしているので、いつでも、コース上に誰か自転車で走っている。夜でも遊べるし、ボッチじゃない。
②イベントが多い。1時間程度ローラーを漕いでいられるようになると、参加できるイベントがぐんと増えます。イベントは3種類あります。
・グループライド
ある程度ペースが設定されています。自分の足にあったイベントを選択できれば、結構たのしめます。自分と同じようなペースで走る人達を見つけて、なんとなく集団を形成し、先頭交代しながら走っていきます。先頭交代がうまく回りだすと、集団の速度維持に自分が貢献している気分になり、いつも以上に頑張ってしまったりします。この時の気分の高揚が楽しくて、結構、やみつきになっています。実世界では、自転車イベントはそんなには多くありませんが、zwiftでは、毎日、10件以上イベントが開催されています。スケジュールが公表されているので、前日から時間を確認しておくことをお勧めします。
・トレーニング
インターバルトレーニングのメニューを大勢の参加者で、こなすイベントです。まわりに同志がいるので、挫けそうになった時でも、踏ん張れるかも。私は参加したことありません。
・レース
カテゴリーが主にA,B,C,Dに分けられています。区分けは、ユーザーが発揮できるパワーによってです。
A:4W/kg以上 B:3.2-4.0W/kg C:2.5-3.2W/kg D:1.0-2.5W/kgが目安ですが、厳格ではないようです。
レースの結果は、zwiftpowerというサイトに登録しておくと、後日、検索が可能となります。上位クラスのパワーを持っているのに、あえて、下位カテゴリーでブイブイいわして一番でゴールしても、zwiftやzwiftpower上で失格扱いになるので、ご注意ください。私の場合、zwiftpowerで貧脚と認定されているので、Dクラスを楽しんでおります。
イベントの中ではレースが最も多いです。レース好きだけど、実世界でのレース中止に嘆かれている方は、zwiftで気を紛らわせることができるのではないでしょうか。実世界のレースで活躍されている方も、zwftレースを追い込み練習として利用しているとの、有力筋からの情報もあります。知らんけど。
by hutojiro
| 2021-05-11 23:28
| ローラー台